HSPとは、生まれつき「とても繊細な人」「とても感受性が強く、敏感な人」という意味です。
ちなみに、HSPは病気ではありません。
あくまでも【資質/性質】のことであり「繊細な特徴をもっている」ということです。
またある調査によると、HSPの特徴を持つ人は、全人口の15~20%の比率だそうです。
「※パレートの法則」から派生した法則にあてはめると、
HSPの特徴を持った人が2割で、標準レベルの感性の人が6割、残りの2割の人たちは感性の低い人(※逆HSP)に分類することが出来ます。
※補足】パレートの法則とは、イタリアの経済学者が提唱した法則であり、「売上の80%は、全体の20%によって生み出されている」という法則です。
このパレートの法則から派生したものが「2:6:2の法則」です
HSPの人が生きづらい世の中
今も昔も、多数派の声が優先され、世の中が形成されてきました。
ですから、多くの人が「これが正解!」と言えば、たとえ誤った内容/概念であっても、それが【世間の常識】になってしまいます。
また人口の20%が、HSPに当てはまるということは【他の80%の人はHSPではない】ということです。
つまり、大半(80%)の人はHSPの人が感じている「生きづらさ」の感覚が分からないのです。
そんな状況なので、HSPの多くの人は、ますます生き辛さを感じてしまうのです。
HSPの人が抱える悩み
HSPの人は社会生活の中で、「生きづらい」「疲れた」「辛い」という感情が強い傾向があります。
なぜなら、HSPの人は他人が気付かないレベルの刺激を察し、ちょっとした刺激を、敏感に感じ取ってしまうからです。
こうしてストレスが蓄積されて、「生き辛い」「疲れた」「辛い」という感情が強くなってしまうのです。
そんな状態が続くうちに、HSPの人は、些細なことに気付いたり、他の人が気付かないことを察してしまう…
「そんな自分はおかしいのではないか?」「心が弱いのではないか?」
と考えるようになってしまう人もいます。
そして、些細なことに気付かないように演技したり、ズボラで無頓着な人間になることを目指したりします。
しかしHSPの人は、元々が些細なことを察し、感じ取れる資質なので、ズボラで無頓着な人間にはなりきれません。
また演技で、無頓着に振る舞うことが出来たとしても、内面(心)では色々なことを察し、気付いているので、内面は何も変わらず、悩みを抱えた状態が続いてしまうのです。
HSPの人はどうすれば悩みが解決するか?
私(院長田村)も、思いっきりHSP気質です。
ですから、ストレスがあったり、緊張すると体調を崩したり、すぐ気持ち悪くなったりしていました。
しかし今現在は、同じようなストレスや緊張する場面に遭遇しても、体調を崩したり、気持ちが悪くなるようなことは無くなりました。
なぜなら、体質強化で体が丈夫になったからです。
体が丈夫になれば、些細なことに気付き、察していても、それによるダメージを最小限に食い止めることが出来ます。
ですから、今までと同じように些細なことに気付いたり、察していても気疲れするようなことが無くなりました。
おそらくHSPで悩んでいる多くの人は、些細なことに気付いたり、察することが出来ることに対して【悩んでいる】というよりも、
些細なことに気付いたり、察することによって、疲れたり、具合が悪くなることに対して【悩んでいる】のだと思います。
ですから、HSPで悩んでいる人には、体を丈夫にすることを推奨します。
そして、体を丈夫にするには、体質強化が最適です。
私(院長田村)が言う体質強化とは、背骨を整え、自律神経を活性化させることです。
この2点がキチンと出来れば、体質強化は必ず成されます。
そして体質強化に比例して、HSP気質にともなう【疲れ】【生きにくい】というマイナス面は解消していくのです。
HSPの人へ進言
HSPの特徴の一つとして「些細なことを察する」「細かいことに気付く」という面があります。
本来、これらの気質は確実に【善の特徴】です。
しかしHSPの人は、些細なことに気付いたり、察することが出来るがゆえに…
人より疲れたり、仕事が増えたり、気苦労が多くなり、体調を崩してしまう。
それ故に、本来【善なる特徴】である、察したり、気付ける能力を【悪なる特徴】と考え、ズボラでKY(空気読めない)人間になるよう努める人さえいます。
私(院長田村)は、これらの行為や考えは即刻、改めたほうが良いと思います。
なぜならHSPの人には【善なる特徴】を、どんどん【善用】して欲しいからです。
HSP資質を善用していけば、誰も気付かない、細やかなことに気付き、とても良い仕事ができるからです。
また趣味や習い事の世界に於いても、同様のことが言えます。
そして、これらのことが出来れば、本人(HSP)だけでなく、周りの人や社会に多大な貢献ができるのです。
こんなにも素晴らしいHSP資質の才能を抑圧したり、飼い殺しにするようなことは、社会にとって大きな損失になるので、やってはいけません。
ですから、HSPの人は、自分の特徴/資質を【善用】することが重要です!※自分の為のみならず、世の為、人の為にもなっています。
そのためには、HSPの人は【体質強化】に努めること。
HSPの人は【丈夫な人】にならなければ、HSPの善なる資質を使いこなすことは出来ません。
ですからHSPの人ほど【体質強化】に努め、丈夫な人になる必要があるのです。
※補足】体質強化するには、首(背骨)を整え、自律神経を活性化させること。
HSPでお悩みの人で丈夫になりたい人は、是非、たむら整体治療室で、首(背骨)を整え、自律神経を活性化し、体質強化を成し遂げてください。
ご縁あるHSPの人、お待ちしております!
町田市 整体 たむら整体治療室