首・肩・背中の凝り、首・肩・背中の痛み、腰痛、坐骨神経痛、腕痛、指腕の痺れ、肩関節痛、股関節痛、膝関節痛など。
様々な不快症状【不定愁訴】、めまい、浮遊感、動悸、息切れ、喉の不快感(ヒステリー球)、パニック症、頚性うつ、慢性疲労症候群等、
自律神経に関する様々な症状の根本原因について。
ご留意】:整体から見た【症状の根本原因】です。※疾病や打撲、外傷のケースは除きます。
色々な不快な症状/痛み/凝りがありますが、整体視点で言うと
症状の原因は、背骨の歪みと背骨の隙間から出ている自律神経の圧迫程度に伴い、生じてきます。
さらに詳細を言うと、自律神経の圧迫に伴い、自律神経の働きが低下します。
そして【働きが低下した自律神経】の影響を受けている筋肉群の働きも低下してきます。
これが【凝り】の派生です。
そして【凝りの程度】に応じて、血流が悪くなり【凝りの範囲】が広がったり、痛みが生じてきます。
また、自律神経失調症や色々な不快症状(不定愁訴)に関しても、原理原則は上記と同じです。
圧迫を受けている神経が内臓に影響を及ぼしている神経であれば、内臓の働きが低下することになりますし、胸部に影響を及ぼしている神経群が圧迫を受ければ、動悸や息切れなどの不定愁訴が生じてきます。
つまり、凝りや痛み、様々な不定愁訴がありますが「症状誘発の機序(メカニズム)に関しては全て同じである」ということです。
次いで、どうして背骨が歪むのか?についてお伝えします。
背骨が歪む原因
たむら整体治療室/私(院長田村)が考える、背骨が歪む最大の原因は【力み癖】と【無意識的な力み癖】です。
とくに背骨に付着している筋肉群(棘筋群)の【無意識的な力み】が背骨を歪ませる最大の原因になっている、と私(院長田村)は考えています。
具体的に解説をすると、【無意識的な力み】というものは誰もが持っている癖です。
例えば、緊張すると肩に力が入ったり、顔が強張ったり、足が震えたり等、個々人によって異なりますが、何かしらの【無意識的な力み癖】を皆持っています。
また、緊張していない場面でも【無意識的な力み】というものは随時顔を出してきます。
例えば、特別緊張しているわけではないけど、力みが出て、体が勝手に硬くなってしまう等ということを、多くの人は経験していると思います。
更に言うと、体のどのような局所部分であろうとも全身(背骨含む)と連動しており、相関関係にあります。
例えば、肩関節を痛めた人が肩を庇(かば)った生活を続けていれば背骨は必ず歪みます。
また、膝関節を痛めた人が膝を庇った生活を続けていても背骨は必ず歪みます。
このように【全ての体の局所部分は、背骨と連動している】のです。
※武術やスポーツに真摯に取り組んできた人であれば【同意】してくれる事項と思います。
また、無意識的に【力む】際、左右均等に【力む】ことはほぼ在り得ません。
なぜなら、利き腕があるように局所部分の筋肉にも強いほうと苦手な方があるからです。
そして、「体のどの部分であろうとも、必ず背骨と連動しているので、不均衡に【力めば】背骨にも不均衡な影響を及ぼすことになる」というわけです。
その積み重ねに伴い、背骨に歪みが生じてくるのです。
次いで最後、では【無意識的な力み】を無くしていくためにはどうすれば良いのか?ということに関しても言及しておきます。
無意識的な力みの施策
まず最初に、【無意識的な力み】を無くす!ということではなく、【無意識的な力み】を減らしていく!という方向で取り組んでいくことが重要です。
そして、それには【無意識的な力み】を自覚できるようになる必要があります。
「あっ!今力んでいるな」と自分で自分の状態を察知できるようになることです。
そして、そうなるためには、意識的に自分の状態を【感じられる】ようになることです。
更に、自分の状態を意識的に感じられるようになるためには…意識的に自分の状態を感じられるよう意識的になることです。※それしかありません。
そして自分の状態を感じられるようになれば、その程度に応じて、今まで気付かなかった【無意識的な力み】を察知できるようになってくるでしょう。
察知できるようになったら、意識的に【力を抜いて】みればいいのです。
しかし実態を言うとそう簡単に力は抜けません。(残念!…)
なので今度は、どうやったら【力が抜けるのか】をテーマにトレーニングをするのです。
こういった検証と研究とトレーニングを繰り返していく中で【無意識的な力み】は減っていくのです。
私(院長田村)のお奨めは、たむら整体治療室が推奨している背骨鍛錬(運動)に励むことです。※背骨鍛錬は縁ある患者様にのみ教えています。
町田市 整体 たむら整体治療室