大半の人は、筋トレや運動をしたあと筋肉痛になった経験があると思います。

そして筋肉痛が治まってから再び筋トレや運動を再開する人が多いと思います。

しかし中には、筋肉痛のときでも筋トレや運動を行う人がいます。

ソファで寝る人の画像

そういう人の心理の多くは、

「頑張って行ったほうが効果が出るから」

だったり、

「休むと弱くなりそうだから」

という理由が多いと思います。

しかし結論をいうと、筋肉痛のときに頑張って筋トレをおこなっても成果は上がりません。

長期視点でみると確実に、弱くなっていきます。

例えていうと、疲弊しているときに休息をとらずに延々と働き続けているようなものです。

そんなスタンスで仕事をしていたら、いずれ倒れてしまいますよね?それと同じ原理です。

超回復理論

トレーニング理論の一つに、超回復理論というものがあります。

この理論は、前述した内容と似ています。

端的にいってしまうと、疲れているときに休まないで働き続けると、どんどん弱ってしまいます、ですから疲れているときは適度な休憩をとりましょう!

そして疲れがとれてから、再び働きましょう、そのほうが効率が良いですよ!という話です。

これをトレーニングの超回復理論にあてはめると、下図のような状態になります。

超回復理論の解説イラスト

解説】:黒い横線が現在の体力を示しています、つまり現状維持の線です。

そして上側の緑色の領域がトレーニングをして強化された状態を示しています、下側の紫色の領域がトレーニングをして疲弊している(弱っている)状態を示しています。

①~④の番号(赤青の波線トップ)は、トレーニングを行った日を示しています。

では、トレーニングをして効果的に休息を入れた場合と、休息なしで行った場合の状態をイラストで確認してみましょう。

超回復理論で弱くなっていくイラスト図

解説】:上のイラストは、トレーニング後の休息を充分にとらないでトレーニングを続けたケースのイラストです。

青線が体力のバロメーターを示しています、補足しておくとトレーニングをすると疲れるので体力は低下してきます。

それ故に青線は、トレーニング開始にともない疲労ピークに向かって下がっていきます。

そして疲労回復のために、しばし休息をとります。

休息をとると体力は回復してくるので、黒線(元の体力)に向かって青線(体力)が上がってきます。

しかし、この休息を充分にとらずにトレーニングをおこなってしまうと、イラストのように体力はどんどん下がってしまいます。

つまり黒線(元の体力)自体が、トレーニングの回数に比例して、弱い方向へ傾いてしまうのです。

このようにトレーニングの後に充分な休息をとらずにトレーニングを行ってしまうと、どんどん体力が落ちて弱くなってしまう、ということです。

そういった意味で、トレーニング後の休息が重要なのです。

超回復理論で強くなっていくイラスト図

解説】:上のイラストは、トレーニング後の休息を充分とりつつトレーニングを続けたケースのイラストです。

赤線は体力バロメーターを示しています。

トレーニングをすると疲れるので赤線は疲労ピークに向かいます。

そして疲労回復のために、しばし休息をとります。

休息をとると体力は回復してくるので、黒線(元の体力)に向かって赤線(体力)が上がってきます。

休息を充分にとるとトレーニングを行った分、元の体力(黒線)以上に、体力がアップした状態になります。

つまり赤線の波トップは黒線(元の体力)を上回った状態になるのです。

このような回復を意図してトレーニングを続けていけば、体力はどんどん高まっていきます。

補足】:回復に必要な休息時間には個人差があります。

しかし一般的なことで言うと1~2日程度で回復すると言われています。

※超回復理論は本格的に運動をしている人やボディビルダーだけでなく、健康法・体操・リハビリを行っている人たちにも有効な理論の一つです。