膝を痛めたり、怪我をした人の体操指導の多くは、膝の屈伸運動(膝関節の曲げ伸ばし運動)です。

しかし、私(院長田村)が思うに
膝の屈伸運動の動作は、日常の生活時においても、それなりに使っている動きなので
「いうほど重要ではない」
と考えています。
補足】しかし、膝の屈伸運動がまったく出来ないレベルで、怪我をした人に関しては別件です。
膝の曲げ伸ばしが出来るよう、運動(リハビリ)を行う必要があります。
膝の回旋運動
私が推奨する方法は、膝の回旋(捻じり)運動です。
膝の曲げ伸ばし動作と比較すると、日常の生活において、膝の回旋運動は少ないと思います。
尚且つ、膝のトレーニングを行う際も、膝の曲げ伸ばし運動はポピュラーで、誰もが知る内容です。
しかし、膝の回旋運動となると、一般的には、まだあまり知られていないように思います。
それが故に、膝の回旋運動は効果的な運動の一つなのです。
それでは以下より、膝の回旋運動をご紹介します。

イラストは足を真上から見下ろしたイラストとなります。
椅子に座り、膝関節を90度程度曲げます。
そして足先を正面に向けます。
つまり、足先がイラストのように平行線に並ぶようにします。

大腿骨(股関節~膝までの骨)は動かさないようにします。
足先を小指側方向へ開きます。※つまり、膝関節を外側へ捻じる動作です。
出来る限り捻じるようにしてください、そこから膝の力感を感じます。
力感を感じたら、力感をキープしたまま、この型をキープします。
心の中で10~20くらい数え、その後、元の足位置に戻します。

大腿骨(股関節~膝までの骨)は動かさないようにします。
足先を親指側方向へ閉じます。※つまり、膝関節を内側へ捻じる動作です。
出来る限り捻じるようにしてください。そこから膝の力感を感じます。
力感を感じたら、力感をキープしたまま、この型をキープします。
心の中で10~20くらい数え、その後、元の足位置に戻します。
以上となります。
また膝の運動を行う場合は、併せて足首の運動も一緒に行うと尚良いです。
町田市 整体 たむら整体治療室